三度目の家購入:HMで建てる注文住宅のブログ

三回目の家の購入として注文住宅に挑む日記
一回目はマンション、二回目は建売。三回目は注文住宅。
転勤続きで売却購入これで三度目の住宅購入。ことわざ通り?三度立てれば満足いく家が建つか・・・・こうご期待。

吹き抜けこだわりデザイン!

こんばんわ。仙吉です"(-""-)"。
当初吹き抜けはいらないかと思っていましたが、基本設計の終盤で少しスペースが中途半端にあまり、吹き抜けを検討しました。下記を参考にさせて頂きました。しかし、存在感のある吹き抜けってけっこうかかるものですね・・・・・



吹き抜けの階段は、標準だと、こんな階段の壁で、少し圧迫感( ・´ー・`)があるかなと。


せっかくなので、圧迫感がない階段を、ということで設計士さんや営業さんからカツデンの階段を薦められていました。うむ。カツデン、(高いけど)カッコイイ!!営業さんのテンションも上がってました。

吹き抜けは満足して、そんなこんなでずっとカツデンの階段で通してきたのですが、先日自分たちの好みや家のスタイルがフレンチナチュラルであることをしりました。アメリカのおうちでよくあるのは、ホワイトの階段で勾配天井のおうち。
となると。。。階段はカツデンだとモダンすぎるかな、となると・・下記のようなイメージや、

(Congress Park Whole House Refresh « Classic Homeworks)


もしくは、下記のようなイメージに・・・・大転換。

そして、吹き抜けのシャンデリアは、照明計画を設計士さんと相談しながら、
この鹿の角シャンデリアは、アメリカのティトン国立公園に泊まった時にホテルにあったものでなかなかよいなと。

そのイメージの鹿の角シャンデリアをなぜか、中国から輸入。さてさて吹き抜けができるの楽しみ(^^♪ どこがどうフレンチやねん( ゚Д゚)という突っ込みはさておき・・・・

インスペクターさんは必要?防水検査と断熱検査

今週は防水検査と断熱検査を受けました。長期優良住宅の申請が通ったといっても設計だけで施工がダメダメだと絵に描いた餅になります。設計をしっかりしてもらったのなら、施工もしっかりしてほしい、という思いで現在のHMさんを選びました。それを工事監督さんに繰り返し伝えていたところ、(建設性能評価はつけてないので)全棟はやらないようなのですが、特別サービス(?)で第三者機関の防水検査と断熱検査をいれてもらいました!HMの社内の品質向上の取り組みの現場に特別に立ち会わせてもらったという位置づけです。


一級建築士/一級施工管理技師の検査部門の課長さん、工事監督さん、第三者機関の検査員の3名で検査をしてもらいました。


・防水検査
最初足場をつたって家の周りをずっと見て、断熱シートの重ね代や破れ、貼る順番を中心に見てもらい、少し設計を凝らして出っ張ったところなどは雨仕舞もみてもらいました。チェックポイントなどは住まいの殿堂などのサイトに詳しいので見てください。

防水シートの重ね代は十分か、破れはないか・・・等。

その第三者機関はHMと契約しているところで、HMの検査部門の一級建築士・施工技師の検査部門の方と検査員の方で一緒にどう雨仕舞を作っていくかを議論するような感じで、社内の品質向上活動の一環になっているようでした。施主が雇った第三者のインスペクターだといい意味でも真の第三者なのですが、悪い意味でも対立関係になったりして、共同で品質向上を図るという雰囲気にならなかったりします。実際、一戸目のマンションを買ったとき、インスペクターを連れてきました。超がつく大手だったのですが、内覧会会場での引き渡し担当者さんたちの、インスペクターさんへの顔が時折厳しかったのを覚えてます(私にはニコニコするのですが・・)。インスペクターを恐れているというよりかは、今から思うと「(この段階で)あなたに何が指摘できるの?」的な雰囲気はありました。確かに、鉄筋コンクリートのマンションで超大手の品質保証なみの取り組みをしているなら、内覧会でインスペクターで見れてなおせる範囲は知れているので、個人的には新築マンションの内覧会のインスペクターはいらないと思います。水平なんて、大型マンションだと杭事件ではないですが建て直すと大ごとになるのでものすごい精度をかけて出しているでしょう。杭レベルの不正はインスペクターが内覧会で見抜くのは無理です。とすると、親戚動員かけて傷指摘やサッシの立て付け指摘するくらいで十分です。一戸建ての場合は、施工精度が様々で、床下や屋根裏でかなりいろんなところが見れたり直せたりするので、インスペクターを入れるのは検討余地がありそうです。


今回は、HMに頼んで入れたもらった検査員の人で、変な意味で対立関係にならず、それでいて第三者的な視点でアドバイスをもらえたうので、よりよい家になりました。
具体的には、ちょっと外壁の角を出っ張らせて変わった形になったところに断熱シートのピンホールが出来ていて、雨仕舞の指摘がありました。単にシートを張りなおすだけではなく、施工を工夫することで雨仕舞する点について提案がありました。検査員の方と、HM検査部門の方が雨仕舞に関する何やら専門的な議論をして、工事監督さんにアドバイスをしていました。


断熱材も丁寧にすべての壁中にしっかり詰められていました。コンセント回りなどの施工も丁寧。大工さんが腕の良く仕事の早い方のようで、指摘も配管周りの欠損というより、不足の1か所くらいでした。検査員さんが箇所箇所で「完璧ですね」というのを聞くと、やっぱり内断熱のグラスウール施工は大工さんの腕にかかっているように思います。


  • 検査中に感心したHMの取り組み

下記はHMの宣伝ではないですが、なるほど、という取り組みです。エアコンだったか換気口用の穴と思うのですが、そのまわりはテープで防水します。そこは防水の欠損の原因になりがちです。ですが、最近まで今のHMもBeforeのようにテープをぺたぺた貼っていたそうですが、少し浮きが出る指摘も多かったようです。そこで、現在(After)は、下記のような白い部品を使うことで、より防水テープがしっかり止められるようにしたそうです。

After 白い部材を使うことで、テープの浮きが減り、防水がしっかりできる。
テープも水の流れに従い、上、中、下と順に貼られている(Perfect!)。


また、屋根のところ。これは企業秘密かもしれませんので写真はあげませんが、屋根裏の通気の確保のために、屋根の上の部材と断熱材の隙間に卵の空き箱のようなぼこぼこした材料を入れることで通気層を確保していました。「屋根の断熱材施工時の膨らみによる通気層の潰れを防止する措置」のようです。長期優良住宅の断熱設計仕様がきちんと施工上も技術的に進んだ形で担保されていることを実感しました。これも結露対策になるそうです。小さなことの積み重ねかもしれませんが、施工に関してこういう改良に地道に取り組んでいるHMさんは安心と思います。

内外装を貫く「デザインのテーマ」に気づいたときの話

おはようございます。仙吉です"(-""-)"
今日は内装、外装の共通テーマに気づいた出来事( ;∀;)についてです。


Kmewさんでは、色や柄でテーマに関係なく自由に外観デザインをしていっています。
んせまた、テーマを選んでやるやり方もあります。人それぞれでよいと思います。コーディネートなんてしなくても。また、生まれながらにセンスの良い人は、本能でコーディネートできてしまいます。また、コーディネータに頼むことも考えるでしょう。私たちはコーディネータはつけませんでしたが、モヤモヤしていて、中にあったテーマを気づくのが少し遅れました。今日はそれに気づいた時のお話です。


最初、下記のようなところから勉強しはじめました。ナチュラルモダンか、カントリーかどっちかな?というところでした。何かが足りない。モヤモヤモヤモヤ。

http://www.kmew.co.jp/design/images/howto_gaikan.pdf より


ナチュラルモダンか、カントリーか?でも何かが足りない。エレガント?いや違う。当初は適当にミックスでよいと思っていた。しかし、何か、モヤモヤして全体がみえてなかった。そして、三回目の住宅購入で家具も買い替えは最低限にしたい。
何かないか??間取りもほぼ決まり、外観も決まりかけ、家具を眺めていたころ、吹き抜けの階段に首をひねっていた際に・・・・これまで妻が選んだリビングにある家具の下記特徴に気づいた!

イケアのリビングテーブルの脚

イケアのソファの脚

妻「これってなにした偶然ではないよね?ナチュラルっぽいのが好きと思っていたけど、偶然にしては??」
私「なんだろう?北欧系でもなさそうだし・・・・」


そこで調べてみると・・・・これでした。


そうです。フレンチカントリー!「内装も外装もすべてつながった。家具も買いかえなくてよいっ!!」妻も私も小躍りしました。


いままで好みにモヤモヤして気づかなかった理由。日本人が好きな「コテコテのフレンチカントリー」は我々は苦手でした。外国人が赤い鳥居や金閣寺をイメージしますが、それは日本の一部としても、大部分の「日本の素顔」とは少しずれています。同様に、多分コテコテのフレンチカントリー(例えばお花柄全面とか、シャビー強調とか。)は少なくとも南仏のプロバンスでは多数派ではないでしょう。私たちは、嘘ではないにしても少しデフォルメされた日本の「フレンチカントリー」を「本場のフレンチの田舎風」と早合点していたのです。つまり、金閣寺と厳島神社の鳥居は日本を代表しますが、それが多数派では決してないですよね。そこに気づきました。本場を調べたいときは、「現地語でPinterestを使う」という技もなかなか使えますね。


本当のプロバンスにある自然な(ナチュラル?)なフレンチカントリーが好みのようでした。先ほどのページ(下記)にそのようなデザイン例が集約されているように思えました。ピンタレストでフランス語で田舎風、住宅といれると、確かに出てきます。フランス人のフレンチ・プロバンス風(田舎風)というのはこうだったんだね、これは好きかも。とうなずく二人。




Pinterestの仏語版ページ(要会員登録、登録は日本語可)に、「campagne salle de séjour」といれてみてください(リビング、田舎風)。イメージ通りのがたくさん。日本のこてこてのフレンチカントリーとは少し趣が違います。「フレンチナチュラル」が、フランス人が「リビング、田舎風イメージするものに近いようです。



「テーマはわかった。外装、内装共通のテーマが認識できた。じゃあ、吹き抜けの階段も・・・・ちょっと違うね。」
さきほど吹き抜けの階段も検討したといいましたが、階段も検討しなおしました。これはまたの機会に。