三度目の家購入:HMで建てる注文住宅のブログ

三回目の家の購入として注文住宅に挑む日記
一回目はマンション、二回目は建売。三回目は注文住宅。
転勤続きで売却購入これで三度目の住宅購入。ことわざ通り?三度立てれば満足いく家が建つか・・・・こうご期待。

サイディング対決 Fuge vs. 16mm vs. 14mm

2018年6月現在、高級純正シールや部材を使いドライジョイント工法で使えばプラチナのさらに上の保証が出てきているみたいです。保証内容はその時々で異なるので個別に設計士さん施工さんと十分相談し、判断してください。



おはようございます。仙吉です(^^);。
標準がニチハだったのでニチハになってしまいますが、今日は外壁のお話であります。
金属はメンテナンスの問題からHMがすすめなかったので窯業系サイディングのみ検討しました。まずCMもやってますが、あこがれのFuge!!気に入ったデザインがラインナップにあり、お金(これ大事)があれば有望な技術です。

  • Fuge;シーリングの継ぎ目がなくなるメリットはある!

Fugeにすると壁の線(サイディングの継ぎ目)がなくなります。これは最大かつ明確なメリット。ただし、自分の家でどれだけ効果があるかはHMの設計士に確認してみましょう。私の家の場合、線が一本なくなるだけでしたが、外壁のデザインによってはシーリングの線がないことがインパクトになることもあるかもしれません。

  • Fuge;ドライジョイント工法:完全シーリングなしにするとさらにかかる。

入隅部など完全に継ぎ目なしにしようとするとドライジョイント工法が必要です。
またこれにも相当な追加料金がかかります。入隅部のシーリングまで隠さなくてもよいか・・・・という場合、ドライジョイント工法はしないという選択肢も有力です。
ということは、シーリングはプラチナシールにしとこうか、となります。すると、メンテナンスコストが気になります(後述)。ドライジョイントやると見積もり取ってもらえばわかりますが、X十万単位でコストアップしました。あと、あいじゃくり工法は施工精度が必要だそうなので実績のあるサイディング業者さんに必ず頼みましょう。


あとマチがないので地震の際にずれたり割れたりするという心配も聞きますが、ニチハさんにきいたらそれはそれほど心配ないなという記憶だけが残ってます(理由は失念)。


  • プラチナシール+Fuge:「メンテナンスコスト30年間"ゼロ"」は「メーカ保証」されているものではない



窯業系サイディングがでてきたとき、サイディングメーカは半永久的にコストがかからないという触れ込みで宣伝したそうです。実際は、7年前後、10年ごとにメンテナンスコストがかかっています。ということもあり、Fugeのメンテナンスコストの試算も私は疑問を持ちました。そこで、HMにで建てたプラチナシール家の過去ののメンテナンス状況を聞きましたが、プラチナシール自体が新しいためか(?)長くもっているとの有意な記録はないようでした。現在のプラチナシールは改良されているのかもしれません。そして、実験室での理論上では30年もつのかもしれません。ですが、「本当の家で実際にプラチナシールが30年持ったという有意な数の実績戸数・数値」は私には見つけられず。


30年もつというならニチハが30年完全保証すればよい。ですが実際15年すら変色等完全保証ではない。実際はこうだ。純正金具とプラチナシールを使えば、メーカの15年保証があるが、ここに落とし穴が。10年以降は毎年保証額が減額。14から15年目は10%のみ保証。15年完全保証すらしない以上、「30年間メンテナンスコストゼロ」については話半分で聞いておいたほうがよさそうですね。
http://www.nichiha.co.jp/wall/yogyo/pdf/hosyou.pdf
(2018年6月現在は30年一部保証製品があります。)


結果キャンペーン価格で大分ひいてもらっても、私の家のデザインのもとではFugeを採用する「投資対効果」は薄いと判断した。

  • 14mm vs. 16mm

これはデザインだけのちがい。14㎜でも気に入ったデザインがあれば問題ないと思います。ですが各社利益率のよい16mmに当然いろいろなデザインを出してきています。14mmは堀が浅く、失敗すると注文住宅が売れ残りの建売風(xx);に・・・14mmの限られたデザイン数のなかでうまく家のデザインをまとめることも可能です。ただ、ある程度デザインセンスが必要かもしれません。我が家は気に入ったデザインが16mmにしかなかったので、値段はしましたが16mmとしました。


結局HMからは下記アドバイスをもらいました(あくまでもHMの私の家に対するアドバイスで一般的な見解ではありません。)。
「16mmプラチナコート(高耐候塗料サイディング)⇒高耐候塗料を採用しているので、10~15年で必要であった再塗装工事を約30年に延ばす事が可能(メーカ公称)。
プラチナシール⇒30年耐久だが、15年~20年後に打替をオススメ。」
プラチナコートのサイディングは30年持つかもしれないが、プラチナシールは打ちかえが必要になる可能性があるということでしょう。
(2018年6月現在はプレミアムで30年一部保証製品があります。)


プラチナシールはあまりに高いので16mmでもプラチナシールは採用せず。すでに7-10年目でサイディングの外壁点検塗装等のために足場を組むことは覚悟していたことが大きな理由。その際に必要に応じてシーリングを打ち増ししてもらう方が少し安いかもしれないという判断。HMの標準はコニシかセメダインの二成分系のJIS対応のシーリングだがHMでは悪いものを使ってなさそう。そこで、私の家では純正である必要はないと判断しました。長期のメンテナンスコスト低減の効果がでるかどうかはHMの工事部では責任をもつとの回答はできないのこと(メーカ保証の範囲内で判断してほしいとのこと)。確かに保証は得られるが、費用対効果はどれだけ得られるかは不明だとの結論です。


結局プラチナはやめて、標準シーリングで7-10年後に足場を組んでシーリング打ち換え打ち増しを行うプランでいきます。


2018年4月7日現在、高級純正シールや部材を使いドライジョイント工法で使えばプラチナのさらに上の保証が出てきているみたいです。保証内容はその時々で異なるので個別に設計士さん施工さんと十分相談し、判断してください。


果たして、立った家は?↓

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