仙吉です"(-""-)" ご無沙汰しています。LIXILが騒動を起こしていますLIXILが経営者の騒動に巻き込まれています。社長の指名争い。ガバナンス?プライド?
顧客不在のドッグファイトにしか見えません。会社価値を棄損し合ってますね。
株主から見ると勘弁してってLIXIL感じでしょう。顧客から見ると顧客不在で自分のことだけ考え、無意味なことを続けとるなぁという感じです。社員がどんなに頑張っていても、経営者がごたごたするとブランドイメージがた落ちです。社員たちはやり切れない思いを抱えていることでしょう。転職も売り手市場。有能な社員が流出しないことを祈ってます。
それはさておき、最近TOSTEM(サッシ)とINAX(トイレ回り)ブランドが復活しました。ただし、これは創業者で返り咲いた潮田さんの戦略ではなく、プロ経営者の解任された側の瀬戸さんの戦略だそうです。LIXILにもTOSTEM派とINAX派がいるとか・・これも影響してる?
私は、これは相当慎重にやった方が良い気がしてます。申し訳ありませんが、窓はTOSTEMよりもYKKの方がよいイメージがあります。トイレも、INAXよりもTOTOが上です。トイレの陶器など個々の機能的には。統合が万能であるとはいいませんが、私であれば住生活空間の中で、個々のブランドイメージに埋もれていた個性を染み出させるブランディングの緻密な戦術が必要だと思います。少なくともINAXやTOSTEMのロゴは従来のものとは変えるべきですね。
個々の「部品」で勝負していてLIXILはTOTOやYKKに勝てない、INAXはTOTOに勝てないところ、LIXILという住生活空間のエコシステムを形成して勝てると思えます。少なくとも私はその観点でファンになってました。例えば、便器の陶器やウォシュレット(TOTO)の個々の製品でみるとTOTOが勝っているところ、手洗い器やコードが見えないようにまとめる完成度の高さで私はTOTOよりLIXILを選んだのです。"INAX"の「アクアセラミック」の陶器もわるくはないのですが、TOTOより勝っているとまではどうしても思えません(個人の感想です)。
確かに、カーテンで有名な川島織物など、よい商品を売っている会社を買収して個性のあるブランドをどう生かしていくか、というのは非常に難しいところなのですが。