三度目の家購入:HMで建てる注文住宅のブログ

三回目の家の購入として注文住宅に挑む日記
一回目はマンション、二回目は建売。三回目は注文住宅。
転勤続きで売却購入これで三度目の住宅購入。ことわざ通り?三度立てれば満足いく家が建つか・・・・こうご期待。

外断熱か、内断熱か。それは悩ましい問題だ。

写真は床下断熱材施工写真でイメージです。

外断熱か、内断熱かというのも業者がいろいろいっている。業者の意見を整理してみました。

  • 外断熱業者の言い分

内断熱よりも結露がつきにくく(換気をつければ清浄な空気を内部で維持でき)気密性が高く保持できる。内部に余裕ができ施工性もよい。

  • 内断熱業者の言い分

業者A:グラスウールを詰める施工管理能力がある会社はしっかり敷き詰める職人を持っている。
業者B:グラスウールは工場で施工してくるので、品質保証されている。品質にムラはない。


下記に端的に整理されています。

これも昨日の「気密性命」かそうでないか、という好みの問題に帰着しそうです。いずれにせよ、気密性と断熱性の高い家を作ると問題になってくるのが結露の防止問題(住宅の結露常識・非常識 –(小倉工務店さん記事))ですね。


とつらつら書いてきましたが、お金がない私たちには(迷う以前に)外断熱なんてやるお金はありませんぜ、旦那・・というのがオチでした。



夏涼しく冬暖かい省エネ住宅。気密性と断熱性

  • 「次世代省エネルギー基準対応」

省エネ住宅は断熱性とかはよく注目されます。


「次世代省エネルギー基準対応」とかいって、実態は、1999年3月に、建設省により改正された日本の断熱化基準の通称で、前の世代の基準。ときどきいわゆるローコストメーカが「次世代省エネルギー基準対応」とか書いてたりしますが、政府はすべての家で2020年にはこれを満たしたいという目標があったりしたわけで、いまとなっては新築では最低限の基準。ここでありがたがっていてはカモにされます。

  • 断熱性

平成25年省エネ基準とかいうと、分かっている感じかもしれません(笑)。ZEH住宅などさいきんはどこも言うようになりました。最近は、Q値からUA値を用いることが増えました。カタログスペックは大体どのHMも出していると思います。


スェーデンハウスの比較資料に分かりやすく説明してあるように、物そのものに着目して断熱性能みるようになり、それを熱しやすく冷めやすい表面積を多くとるような作り方をしているかどうかはみなくなりました。UA値だけを見るようになると、表面積が大きく熱の出し入れがされやすい家の作り方をしていると、思ったより断熱がとれてないなぁなんてことはあるかもしれません。


  • 気密性 

    気密性がよいという印象があるのが一条工務店やスウェーデンハウス。すかすか、隙間風の家だと当然エネルギー効率も悪くなるので、気密性をたかめていきたいという人も増えました。いわゆるC値ってやつですね。これは住宅メーカが出しているといっても、家ごとに施工に大きく左右されるので、実際に作って計測するしかなさそうです。



私の家はC値命ってかんじではなかったです。風通しというか、風のとおりも意識して、ドアや窓を閉め切って耳がつんとなる感覚はむしろ苦手でした。24時時間で空気は常にいれかわりますよ、といっても、災害時や高齢になり換気が壊れてもすぐに直すのが億劫な状況に陥ったりすると微妙です。ダイワハウスなども値をあげたりC値を測定するコースがあり、これは一条工務店を意識しているんだろうと思います。


ブログなどでドキドキして計測している人もあるようです。個人的には風を感じるなかに四季を感じたい日本の本州の家屋にそんなに欧米風や北海道風の気密性の高い家って必要?というのが正直なところです。高気密にいきすぎるのもなんだかなという私のような人もいるし、高気密ってなに?っていう人も多いですし、高気密命の人もいます。好みの問題だと思います。。C値上げるためには窓や開口部も心持小さくなってくるわけで、いまどきの「風通しも加味したパッシブハウス」のコンセプト両立も難しくなるかもしれません。一方で気密性高い家は技術力が必要ということもこれまた事実であり、ハウスメーカも絞れて来る気もします。繰り返しますが好みの問題ですな。


建て方

一気に建て方が進んでいるようです。2x4なので一週間くらいは雨が降らない時期が欲しいようですが、今年は夏の雨の異常気象ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3


でもここ三、四日天気持ってます。今日も、雨が降りませんように。