三度目の家購入:HMで建てる注文住宅のブログ

三回目の家の購入として注文住宅に挑む日記
一回目はマンション、二回目は建売。三回目は注文住宅。
転勤続きで売却購入これで三度目の住宅購入。ことわざ通り?三度立てれば満足いく家が建つか・・・・こうご期待。

建築確認前に確認しておけばよかったこと

おはようございます。仙吉です。
建築確認前に確認しておけばよかったこと( ゚Д゚)
二点あります。


  • 自転車の設置場所

うちは自転車が四台もあります。当初家の前に並べておけばよいかと安易に考えてしまいました。家をこだわるにつれて、せっかくここまで考えたのに、自転車を無造作に家の前におくのではどうなの?と考えるようになりました。自転車置き場の配置場所は建物の配置を決める際に考えましょう。



  • 室内ドアの選択

壁紙は着工後でもかえられることが多いです。ですが、室内ドアは変えにくいです。窓と同じくらい建築確認申請など修正への影響が大きいので気を使って決めた方が良いです。室内ドアなんて各社同じサイズだろうと思い込んでいましたが、実際は各社ドアのサイズなどが少し違い、設計を変える必要(建築確認申請後は申請の修正が必要になる程度の影響がある)があるとのことでした。しかも、窓は後から変えたくなることは気が変わらない限りないのですが、室内ドアは内装の壁紙などとのからみが大きいので慎重に!会社を変えなければ影響は少ないのだと思いますが、室内ドアは各社ラインナップ(サイズ、お値段、デザイン)が微妙に違うのです!!!要注意!!


サイディング対決 Fuge vs. 16mm vs. 14mm

2018年6月現在、高級純正シールや部材を使いドライジョイント工法で使えばプラチナのさらに上の保証が出てきているみたいです。保証内容はその時々で異なるので個別に設計士さん施工さんと十分相談し、判断してください。



おはようございます。仙吉です(^^);。
標準がニチハだったのでニチハになってしまいますが、今日は外壁のお話であります。
金属はメンテナンスの問題からHMがすすめなかったので窯業系サイディングのみ検討しました。まずCMもやってますが、あこがれのFuge!!気に入ったデザインがラインナップにあり、お金(これ大事)があれば有望な技術です。

  • Fuge;シーリングの継ぎ目がなくなるメリットはある!

Fugeにすると壁の線(サイディングの継ぎ目)がなくなります。これは最大かつ明確なメリット。ただし、自分の家でどれだけ効果があるかはHMの設計士に確認してみましょう。私の家の場合、線が一本なくなるだけでしたが、外壁のデザインによってはシーリングの線がないことがインパクトになることもあるかもしれません。

  • Fuge;ドライジョイント工法:完全シーリングなしにするとさらにかかる。

入隅部など完全に継ぎ目なしにしようとするとドライジョイント工法が必要です。
またこれにも相当な追加料金がかかります。入隅部のシーリングまで隠さなくてもよいか・・・・という場合、ドライジョイント工法はしないという選択肢も有力です。
ということは、シーリングはプラチナシールにしとこうか、となります。すると、メンテナンスコストが気になります(後述)。ドライジョイントやると見積もり取ってもらえばわかりますが、X十万単位でコストアップしました。あと、あいじゃくり工法は施工精度が必要だそうなので実績のあるサイディング業者さんに必ず頼みましょう。


あとマチがないので地震の際にずれたり割れたりするという心配も聞きますが、ニチハさんにきいたらそれはそれほど心配ないなという記憶だけが残ってます(理由は失念)。


  • プラチナシール+Fuge:「メンテナンスコスト30年間"ゼロ"」は「メーカ保証」されているものではない



窯業系サイディングがでてきたとき、サイディングメーカは半永久的にコストがかからないという触れ込みで宣伝したそうです。実際は、7年前後、10年ごとにメンテナンスコストがかかっています。ということもあり、Fugeのメンテナンスコストの試算も私は疑問を持ちました。そこで、HMにで建てたプラチナシール家の過去ののメンテナンス状況を聞きましたが、プラチナシール自体が新しいためか(?)長くもっているとの有意な記録はないようでした。現在のプラチナシールは改良されているのかもしれません。そして、実験室での理論上では30年もつのかもしれません。ですが、「本当の家で実際にプラチナシールが30年持ったという有意な数の実績戸数・数値」は私には見つけられず。


30年もつというならニチハが30年完全保証すればよい。ですが実際15年すら変色等完全保証ではない。実際はこうだ。純正金具とプラチナシールを使えば、メーカの15年保証があるが、ここに落とし穴が。10年以降は毎年保証額が減額。14から15年目は10%のみ保証。15年完全保証すらしない以上、「30年間メンテナンスコストゼロ」については話半分で聞いておいたほうがよさそうですね。
http://www.nichiha.co.jp/wall/yogyo/pdf/hosyou.pdf
(2018年6月現在は30年一部保証製品があります。)


結果キャンペーン価格で大分ひいてもらっても、私の家のデザインのもとではFugeを採用する「投資対効果」は薄いと判断した。

  • 14mm vs. 16mm

これはデザインだけのちがい。14㎜でも気に入ったデザインがあれば問題ないと思います。ですが各社利益率のよい16mmに当然いろいろなデザインを出してきています。14mmは堀が浅く、失敗すると注文住宅が売れ残りの建売風(xx);に・・・14mmの限られたデザイン数のなかでうまく家のデザインをまとめることも可能です。ただ、ある程度デザインセンスが必要かもしれません。我が家は気に入ったデザインが16mmにしかなかったので、値段はしましたが16mmとしました。


結局HMからは下記アドバイスをもらいました(あくまでもHMの私の家に対するアドバイスで一般的な見解ではありません。)。
「16mmプラチナコート(高耐候塗料サイディング)⇒高耐候塗料を採用しているので、10~15年で必要であった再塗装工事を約30年に延ばす事が可能(メーカ公称)。
プラチナシール⇒30年耐久だが、15年~20年後に打替をオススメ。」
プラチナコートのサイディングは30年持つかもしれないが、プラチナシールは打ちかえが必要になる可能性があるということでしょう。
(2018年6月現在はプレミアムで30年一部保証製品があります。)


プラチナシールはあまりに高いので16mmでもプラチナシールは採用せず。すでに7-10年目でサイディングの外壁点検塗装等のために足場を組むことは覚悟していたことが大きな理由。その際に必要に応じてシーリングを打ち増ししてもらう方が少し安いかもしれないという判断。HMの標準はコニシかセメダインの二成分系のJIS対応のシーリングだがHMでは悪いものを使ってなさそう。そこで、私の家では純正である必要はないと判断しました。長期のメンテナンスコスト低減の効果がでるかどうかはHMの工事部では責任をもつとの回答はできないのこと(メーカ保証の範囲内で判断してほしいとのこと)。確かに保証は得られるが、費用対効果はどれだけ得られるかは不明だとの結論です。


結局プラチナはやめて、標準シーリングで7-10年後に足場を組んでシーリング打ち換え打ち増しを行うプランでいきます。


2018年4月7日現在、高級純正シールや部材を使いドライジョイント工法で使えばプラチナのさらに上の保証が出てきているみたいです。保証内容はその時々で異なるので個別に設計士さん施工さんと十分相談し、判断してください。


果たして、立った家は?↓

トイレ対決 Lixile vs TOTO vs Panasonic



HMの標準はTOTOであるが、我が家の2階はLixileのリフォレ、1階はパナソニックのアラウーノVである。最初に断っておくが、Lixileからは一銭ももらっておりませんが、下記記載は主観、思い込み、誤解がある点もあるかもしれませんので、悪しからず。


検討結果は下記の通り。Lixileは、タンクレスを押している。だが、2Fの場合水圧調整でお金がかかるリスク、水漏れリスク、修理時に便器事全とっかえの可能性がある点を鑑みて2Fのタンクレスは却下。パナやTOTOにはその制限はないはずである。
知り合いに設計士がいる。トイレの満足度をあげるのは独立した手洗い器の設置と力説していた。確かに手洗い器があると清潔で日常生活の満足度が少し上がる。リフォレの手洗い器付きはかなりいい。


対するTOTOのレストパルは便器の掃除しやすさがあるが・・・(私たちにとっては)致命的な欠点が二点あった。レストパル自身ではなく、枝葉の部分ではあるが、消費者にとっては枝葉ではなく。。せっかく本体の便器やウォシュレットがよくても、やる気のない電気配線と、石鹸置きなどの配慮の詰めが極めて甘く、個々の部品の良さを台無しにしてしまっている。


TOTOよ!手洗い器を別付にした場合石鹸置き場がない。石鹸で手を洗えるって、石鹸はどこに置くんですか、TOTOさん。


まともに石鹸置き場があり、水撥ね対策のあるLixileの手洗い器。


また、ショールームで見たものは後部の配線が出てしまい汚なかった。(しかし、本日調べたところ、TOTOでも配線隠すことができそうということ。)ショールームではの配線むき出しの展示が足引っ張っていただけみたい。まじかー。TOTOショールーム。そんなこんなで標準にもかかわらずのまさかの王者TOTOの敗北でした。


他にもレストパルはフチなしを売りにしているというメリットもあるが、これも賛否両論。確かにトイレのあのフチの裏に鏡を当ててみるとすごくよごれていて、フチ裏掃除はとても大変です。ふちなしはその汚れを気にしなくてよい。実際のところどうなのかわからないが、立って小をやる人は水撥ねを気にする人もいるとか、いないとか。(Lixileのふちなしトイレは少なくとも蓋汚れのジレンマがあるそうです。)TOTOの名誉のためにいうと、よごれにくさや掃除しやすさ、清潔さは他の追随を許さない。また、メンテナンス網も整っていると聞く。なので、私はTOTOにしたかったのだがここに書いた理由(TOTOショールームの配線のしくじりと、手洗い器)で妻がLixileを強く推したため敗北。


1FはパナのアラウーノV。予算がなかったものの階段下でコンパクトなタンクレスを希望していた。タンクレスは高くて壊れる可能性がある。壊れなくても10年以内に全とっかえ交換する必要あり。あんなに高い便器を含むシステム全体を交換 ((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル、である 。水漏れリスクはHPで書いている人もいたが、ここは予算の関係から(水漏れの)リスクをとることにした。電動自動手洗いもついてタンクレスでTOTO標準トイレからの差額が5万台という代物。アラウーノも何年かしたら全とっかえだが、小のとびはね対策など細かなところは開発している様子。壊れたら前取り換えというのは10万円ちょっとプラスであれば樹脂製品で消耗品だとギリギリ割り切れるか。お金があれば安定感のあるTOTOのタンクレスにしたかも(とはいえ、10年後の全とっかえ20万円超は納得が・・・)使用レポートは入居後にしまーす。火災保険は水漏れ事故カバーほは入っておこうと思います。


整理すると、基本性能、便器の陶器、床の掃除清潔さではTOTO。ただし、トイレ居室システム全体でのまとまりによりLixileに軍配。パナソニックは搦手から現れた新興大名といったところか。