三度目の家購入:HMで建てる注文住宅のブログ

三回目の家の購入として注文住宅に挑む日記
一回目はマンション、二回目は建売。三回目は注文住宅。
転勤続きで売却購入これで三度目の住宅購入。ことわざ通り?三度立てれば満足いく家が建つか・・・・こうご期待。

2x4は結露しやすい!?壁内結露防止について

仙吉です"(-""-)" 連休中、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
幸い一冬越して、うちには結露はつきませんでした。ただ、リフォーム時に壁の中がカビで痛んでいる写真を見ると怖くなります。2x4は結露しやすいと言われますが、それは昔気密性の高い住宅は2x4が多かったからではないでしょうか。「2x4だから」「結露しやすい」というの気密性の高い住宅が多くなったいまとなっては根拠がなさそうです。むしろ壁内結露に関しては結露しにくい構造だそうです。


調べた結果、長年のエビデンスが体系的に蓄積されているわけでなく、各業者さんが独自の研究や考え方でを持っていて、通気工法など一部標準化されつつありますが実効ある結露防止の体系だった考え方はまだなさそうでした。だから、皆さん、悩んだり、論争したり、疑心暗鬼になるのでしょう。いずれにせよ、結露を防止する基本は気密性の高い住宅は換気扇を止めずに換気を確保、部屋内の湿気を減らすのが大前提のようです。通気工法というのもあるのですが、小屋裏の換気などあわせて施工しないと実効性がない施工になることもあるようです。


屋根断熱は防湿層・通気層・吸気排気の3点セットが正しく施工されていないと、夏には逆転結露というのもあるようです。(屋根からの雨漏り?・・・実は夏型結露でしたの巻! | 三州瓦の神清 | 地震や台風に強い防災瓦・軽量瓦・天窓・屋根・リフォームのことならなんでもご相談ください。


難しいようですが、結露には、壁内結露と室内の結露があるそうです。
今日は、壁内結露についてのまとめです。



対策は「壁内に水分を入れない、とどまらせない」、です。
壁内に水分を入れないため、在来工法では気流止めをするのが普通になってきています。
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/syouene/kokuji3.pdf
2x4の場合は気流止め(通気止め)はふつういらないそうです。

外壁通気工法も一般的になってきました。壁内から水分を外へ出し、壁内へは水分が入らないようにした防湿シートを使って壁内に水分が入らないようにし、サイディングと内壁との間に空気が通るようにする工法です。

日本透湿防水シート協会 - 透湿防水シートとは


うちの家も確かにサイディングを貼る前に防水シートを外に貼ってもらいましたがシートにはには「透湿」と書いてあります。万一壁内に水分が入ったら外へは出せるという魔法のような・・・

ただ、下記なんかを見ると素人には訳が分からなくなります。サイディングなどではあったほうがよいのですよね。通気の手段がないと瑕疵保険の検査には通らなくなるという噂もありますし。

断熱不良があると結露することもあるそうです。内断熱工法では断熱材をしっかり入れてもらう必要があります。調べるた結果、私なりにまとめます。


2x4については原則通気止めは不要。壁内結露の防止のための防湿層・通気層・吸気排気の考え方を設計士に確認する。その他通気工法の防湿シートや小屋裏換気等がちゃんと設計施工されているか確認。土地の気候(寒冷地、温暖地、湿気の多寡)や住人の家の水蒸気の出す生活の仕方次第で、リスクはわかっても結露するかどうかはたててみないとわからない。技術はARTと英語では訳されます。結露対策は通気止めや防湿シートなど標準化されている部分はありますが、進んだ工法についてはまさしくアートでこれが突き詰めれば突き詰めるほど正解というのはなさそうです。


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